子どもと恋 46
大学生 男
小学校二年生のときに一人の女の子を好きになりました。
その子はすごくかわいかったわけではなかったけど、とにかく運動神経が良かった。
縄跳びなんかは自分よりもうまくて「二重跳び最高何回?」「95回」とかきいて、それを抜こうとして張り合いながら勝負したこともあった。
「この子好き」というよりも「この子すごいなあ」っていうのが始まりだったと思う。
結局想いを伝えることなく一、二年後にその子は転校していってしまった。
もともと僕は自分から相手に行く人ではなくて、だいたい勉強、授業とかスポーツ、遊びで目立って相手から声をかけてもらったり、どこかで(偶然?)一緒になって遊んだり、話したりする機会を待っているタイプの人だからなかなかうまくいかない。