子どもと恋 56
大学生 女
初めて好きになったのは幼稚園も一緒で家もすぐ近かった男の子です。
名前はマコト君でした。
幼稚園から帰るバスの中で私はうさぎの目が動くパッチン(ピン留め)をしていました。
それは自分の中で一番気に入っていたパッチンでした。
今思い出すとすごく恥ずかしいけど、私はマコト君に「このうさぎの目のビーズがなくなったら一緒に探してな」と言って、マコト君も「うん、一緒に探したるよ!」と言ってくれました。
今考えるとすごく変な会話だと思います。
一緒に撮った写真を見返してみたら私は背伸びをして写真に写っていました。
マコト君はうちよりだいぶ高かったので小さいながらに無意識に背伸びして少しでも近付きたいと思ったんだと思います。
もう今は全然会ってません。
どうしてるのか今少し気になりました。