小学校で印象に残っている先生 61
大学生 男
小学校四年生の頃に書道の授業が終わった後で、先生が床に落ちている僕の作品の字を見て「何この蛇みたいな字は!誰の?」と言ったのが子ども心にすごくショックだったのを覚えています。
確かそのとき僕は不覚にも泣いてしまいました。
その後先生はちゃんと謝ってくれたので、仲直りできました。
小学校六年生のときにクラスに喘息持ちで学校にあまり来れない子がいました。
先生はその子のことを気遣い、クラスの全員がその日あったことやその子へのメッセージなどを自由に書けるノートをつくったのです。
そのノートを何度もその子に届けているうちに、その子は学校に来てくれました。
その子が学校に来たとき、先生は泣きながらその子やその子を励ましていたクラスのみんなに「ありがとう」と言いました。
先生だけでなくクラスの全員が感動し、うれしかったと思います。