遠い場所もつながっているよ

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小学校で印象に残っている先生 71

大学生 女

 私が四年生の頃、仲が良かった友達とけんかをしました。

 理由は何だったか思い出せないほどささいなことだったように思います。

 そのときに仲裁として担任の先生が私達の間に立ってくれました。

 はじめから仲直りしなさいと言うのではなく、どちらもの言い分や思っていることを聞き出してくれました。

 そこでけんかの原因はそのときだけのことではなく、日頃の私のとる友達への態度も関係しているということが判明しました。

 私は「あっそ」とか「だから何?」とかそういうそっけない態度をとってその友達を不快な気持ちにさせたり、傷つけたりしていたのです。

 私は自分がそういうことをしていることにまったく気付きませんでした。

 自分の人に対する思いやりや配慮のなさを痛感させられました。

 その後、先生のアドバイスをもらったりしてなんとか仲直りしようとしましたが、その友達が前のようには接することはできないとのことで仲直りはできませんでした。

 でも先生が間に入ってくれたことでお互いの嫌なところを言ったり、改善しようとしたりして、自分自身を見直すいいきっかけとなりました。

 今までの自分の行いを反省したし「優しさ」の意味みたいなことも考えてみることもできました。

 結局仲直りはできなかったけど、自分を成長させる機会を先生にもらったような気がします。

 そういう意味ではよかったなと思っています。

kobitonokutu.hatenadiary.com

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