子どもと恋 113
大学生 女
小学校一年生のときに生まれて初めて好きな男の子にバレンタインチョコをあげました。
家まで届けに行って「あげるからもらって」と言って渡しただけでした。
ホワイトデーには放課後教室に呼び出され「後ろ向いて」と言われました。
そしてランドセルを開けて何かを入れていました。
「家着くまで開けるなよ」と言うとその子は走って帰っていきました。
私は近道を選んで走って帰りわくわくしながらランドセルを開けてみると、私の好きな袋入りのアメが入っていました。
お母さんにもらったことを報告して、にやけながら全部食べたことを覚えています。