子どもと恋 122
大学生 女
幼稚園のときに担任の先生がすごく好きで、クラスには三十人ほどいたのですが、その中で先生にとって私が一番になりたかったのを覚えています。
女の先生で、そのとき私はピンクや赤が好きだったのですが、先生の好きな色が青と知った日から自分の好きな色も青になりました。
私だけでなくクラスの女の子はみんな先生のことが大好きで「花いちもんめ」は先生しか指名しませんでした。
その頃男の子には本気で好きって感覚があまりなく、小学校三年生からは恋をしていること自体が恥ずかしいものだと思うようになり、バスケットボールにもはまりだして、性格が活発で雑でスカートよりもジャージを好んで着るおてんば娘に成長していったためか、好きな人が出来ても「恋をしている自分」がコンプレックスになり、今でもそれが治っていません。
でも人の恋バナを聞くのはすごく好きで、興味はあるのかなあと思います。