遠い場所もつながっているよ

May Flowers always line your path and sunshine light your day.

小学校で印象に残っている先生 32

大学生 男

 新米ピカピカ二十二歳の体育の先生。

 小学校四~六年にかけて、大学を卒業したばかりの新人先生が学校にいた。

 一度も担任になったことはないが、兄の担任や友達の担任をしていたことからとても近い存在に感じていた。

 他の先生にはないフレッシュな感じと体育会系独特のノリが小学生の自分にとてもマッチしていて、先生というより歳の離れたお兄さんという感じだった。

 今こうして大学でスポーツの勉強をしているのも少なからずその先生への憧れや理想の「大人像」があるからだと思う。

 あんな大人になりたいと子どもながらに思ったその重要な要素は「くだけているけどしっかりしている」ことにあると思う。

 あと一年で当時の先生と同じ歳になるのだが、当時の印象からすると自分はまだその先生よりも子どもな気がする。

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