小学校で印象に残っている先生 34
大学生 女
私の学校は一学年一クラス。
六年間で一度もクラス替えのないクラスでした。
私たちのクラスはまとまりが悪いと言われていました。
二年生のときにベテランの先生が担任してくれましたが、まとまりの悪さが原因で一時期入院してしまうほどでした。
三年生のときクラスの荒れは一番ひどくなりました。
そのときの担任は今まであまり担任を持ったことのない先生で、それをいいことに授業中お菓子を食べる、机をひっつけて遊びはじめるなどめちゃくちゃでした。
四年生になり「いい先生」と評判の先生が担任になりました。
日々おもしろく楽しくコミュニケーションを取り、厳しくすべきところは厳しく叱るなどのけじめがしっかりしていたところがとてもよかったと思います。
今振り返って感じることは、私たちが先生との距離を短く感じるのは名前の呼び方ではないかということです。
「名字+さん」だとやはり距離を感じてしまう。
授業中のけじめとして「名字+さん」は必要なのかもしれないけれど、コミュニケーションのためには「名前」で呼ぶことがとても大事なのではないか。
四年生の先生を思い出し、そう感じています。