子どもと恋 47
大学生 女
小学校二年生のときに初めて好きな男の子ができました。
その子は背が高くてメガネをかけていました。
その子を見るたびに胸がぐううっと苦しくなったのを覚えています。
消しゴムに相合い傘を書くおまじないをしたり、好きな人の上靴に自分の髪の毛を入れると両思いになるときいたらやってみたり、今よりキケンな行動を平気でしてました。
家でその子の話をするときはわざとぶっきらぼうな言い方をしたり、声がやたらと大きくなったり。
「なんでこうなるんや?」と生まれて初めての感情に苦しみました。
それから今までいろんな人を好きになったけど、好みのタイプはずっと背の高いメガネの人です。