子どもと恋 91
大学生 男
僕は小学校三年生のときに初恋をしました。
小学校三年生のとき初めて同じクラスになった女の子がいまして、その子は同級生の男子からはとても人気で、学年で一番かわいいと絶賛されていました。
その子は目がとてもパッチリしていて顔もすごくかわいく、当時の僕の身長より高く、まさに容姿端麗でした。
そしてその子は動物の鳴き声を真似するのがとてもうまく、特に犬と猫の鳴き声が上手でクラスからも絶賛され、今で言う「萌え」ではありませんが、本当にかわいい子でした。
僕は当時クラスではそれほど目立つ子ではなかったので、クラスから人気があるその子とは住む世界が違うと思っていました。
でもある日、席替えをしたときに隣の席に座ることになったので、それがきっかけでその子と話せるようになりました。
僕にとって憧れの存在でしたので、その頃はほんとうに楽しくてうれしくて、毎日学校へ行くのが楽しくなりました。
そして徐々に親しくなり、四年生になったときにはその子とクラスが別れてしまいましたが、飼育委員で一緒になったので、三年生の頃の持ち上がりでまた親しくなりました。
委員会の活動があったときには一緒になるので、そのときにいつもその子に冗談を言っては追いかけられ、それがまた僕にとってはうれしくてしょうがなかったです。
ある委員会の活動の日に、飼育小屋のうさぎや鶏を全部出して動物たちと触れ合う機会があったのですが、その子だけ動物に触れさせてもらえていなかったので、自分が抱いていたうさぎをその子に「はい!」と言って抱かせてあげました。
そしたらその子は顔を赤くして、すごくうれしそうな顔をして「ありがとう!」と言いました。
そのときの光景はいまだに忘れられません。
・・・、続きはまだありますが、長くなりますのでこの辺で終わらせていただきます。
でも結論だけ言えば、僕の恋は成就しました!